CFD取引に用いられる注文方法の用語を知っておきましょう。
・成行(なりゆき)
買いたい時・売りたい時に注文を出した時点の相場価格で取引を行うことです。
相場の動きによっては成行で注文を出しても、約定しない場合もあります。
・指値
いくらになったら買う・売る、と価格を決めて注文を出す方法です。
価格を決めてあるので、出勤前に前もって注文を出すことも可能です。
・逆指値
通常は、高くなったら売る・安くなったら買うという取引を行いますが、相場によってはそれができない可能性があります。
そのような状態になった場合、この価格まで下がったらこれ以上損をしないために売却する、と決めて設定しておくことができます。
また、これ以上の値になったら買うという設定もできます。
それが逆指値です。
CFD取引では、証拠金が足りないなどのリスクを広げないためにこの逆指値の活用が必要です。
・トレール
相場が上がり続けている場合、利益を大きくしたいためになかなか売却に踏み切れない場合があります。
このような時にも逆指値は有用です。
利益を確保するために行う逆指値を相場の動きに合わせて動かしていく方法をトレール・ストップと言います。
CFD会社を比較する際、このような便利で使いやすい注文を行えるのかどうかをチェックしておきましょう。
他にも注文方法はいくつかありますので、把握しておくことが大切です。
各注文方法の有無を比較することも、CFD取引に際して損失を広げないためにも重要なのです。